7月の三連休の時に、時間があったので東京の神社をめぐりました。
その時、お詣りさせていただいた神社とご朱印についてのブログです。
東京都心108町会の総氏神さま 神田明神
一般的に、『商売の神様 神田明神』と言われるほど、有名な神社である神田明神。
正直、初めて参拝させていただきました。
東京都千代田区外神田にある神社ですので、秋葉原を抜けた都会のど真ん中にある神社なのですね。あまりにも都会の真ん中で、ちょっと驚きました。
神田明神のご神徳は、家庭円満、夫婦和合、縁結び、商売繁盛、事業繁栄、病気平癒、除災厄除、開運招福。実に様々なご神徳をお持ちの神様です。
神田明神の正式名称は『神田神社』。かつては、神田・日本橋は江戸東京を支える青果市場・魚市場の発祥地であったことから、神田明神の境内には江戸神社・魚河岸水神社も祀られています。
ここ神田明神には、実に60種類以上のお守りが販売されていています。
その云われは、徳川家康が天下分け目の関が原の合戦の時に、この神田明神の勝守(かちまもり)を持ち勝利した事に由来されるそう。実に、豊富な種類のお守りを販売しています。
御社殿は、権現造りの鉄骨鉄筋コンクリート・総漆朱塗。昭和9年に造営されたものです。
ご由緒には730年にご創建とありました。約1,300年の歴史を持った、江戸東京の神社の中で最も古い神社の一つです。
※ご朱印は記事の最下部に。
◆神田明神
http://www.kandamyoujin.or.jp/
学問の神様、湯島天満宮
湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)は、東京都文京区にある神社。こちらも学問の神様として、とても有名な神社ですよね。東京においては代表的な天満宮で、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っている事から、合格祈願や学業成就祈願でお詣りする神社です。
ご本殿は権現造り。今建っている御社殿は、老朽化が進んだために平成7年(1995年)12月に再建されたものなのだそうです。
学業の神様だけに、合格祈願のお守りや鉛筆などが沢山あって、受験を控えている学生さん向けに買って帰られる家族連れが多かったようです。境内には宝物殿もあり、御朱印をいただいたら宝物殿の割引券をいただけたので、折角なので宝物殿にも入ってみました。
こちらも都会の真ん中にある神社でしたが、ここだけは静かな空気が流れていて、とても穏やかな気持になりました。
湯島天満宮
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
不忍池と不忍池辯天堂
湯島天満宮の後は、徒歩で不忍池まで足を運んでみました。(十分歩ける距離です)
不忍池は、青々とした蓮の葉っぱで覆われていて、都会の真ん中とは思えないような清々しい風景が広がります。あいにく曇り空でしたので、空の色がグレーがかっていましたが、青空だったら蓮の緑がもっと映えるんだろうなと思いました。
『不忍池』という地名は、元々、上野台地が『忍ヶ丘』と呼ばれた事からきているようです。昔と比べ、埋め立てられた事により、池の大きさが2/3になっているそうです。
不忍池には、池の中の方まで入れる遊歩道が整備されています。まるで、蓮の中に埋もれるような感覚を味わうことができました。観光客らしき外国人も多く、とても賑わっていました。
その後、不忍池を蓮を見ながらグルリと一周すると『不忍池辯天堂』がありました。
不忍池の辨天さまは、大悲救済、大智息災を表すお姿をしています。
辨天さまは、仏教のあるいは神道の神格であり、七福神の紅一点として親しまれています。江戸時代には“勝運守護の神様”として多くの進行を集めました。
現在でも開運厄除、長寿や福徳・芸能など、幅広い功徳の神様として人気のある神様です。
不忍池辯天堂
http://www.geocities.jp/henatool/hakubutu/sinobazu/bentendo.html
東京というと、観光よりも仕事で行くことが多く、あまり神社巡りをしていなかった事に気づきました。
こうして改めて有名な東京の神社巡りをしてみて、とても新鮮な感じがします。都会の真ん中であっても、そこだけは静寂な空気が流れていて、とても清々しい気持ちになります。
今後も、まだ訪れていない東京の神社をめぐって観ようと思います。
今回いただいたご朱印です。