この3連休に静岡県の沼津漁港に、お魚やカニなどを買いにでかけました。
何度か沼津漁港には来ていますが、前々から気になっていたものの
まだ入ったことの無かった”はんぺん屋”さんに立ち寄ってみました。
はんぺんといっても、いわゆるホワホワしたはんぺんではなく、
いわゆるさつま揚げの事だそうで、
沼津ではさつま揚げの事を”はんぺん”と呼ぶのだそうです。
ほんの数坪の狭いお店ですが、黒くレトロな店構えは
女性受けしそうな内装になっていて、とても目立ちます。
ただのさつま揚げ屋さんだったら、あまり気にならなかったかもしれません。
レトロで可愛い店構えと”はんぺん”という文字にひかれて、
お店に入ってみました。
数種類のさつま揚げが、店内に並んでいますが、
なによりも、揚げたてのお揚げが食べられるとのことで、
早速、”まかないはんぺんメンチバーガー”というものをオーダー。
オーダーをいただいてから揚げてくれるそうで、
出来上がりに、5〜6分かかります、と告げられました。
そして、待つこと5分。
できたての”まかないはんぺんメンチバーガー”の出来上がりです。
メンチカツ風のお揚げがサンドされたバーガー。
これで、実は200円。
とても安いです!
サイズは小さめなので、ランチに食べるというより、
ちょっと小腹が空いた時に食べるという感覚でしょうか。
やわらかいパンに、メンチカツ風のお揚げが絶妙にマッチします。
中身は魚のすり身だと思うのですが、みじん切りにされた野菜も
タップリ入っていて、シャキシャキ感も楽しめます。
お魚なのに、まるでお肉のような風味ですが、
お肉よりもさっぱりしていて後味も絶品です。
なにより、出来たてということもあり、
素材の風味と歯ごたえも、満足感が高い気がしました。
さつま揚げといったら=おでん。
そんな稚拙なイメージしか無かった私ですが、
このバーガーでは、視点の奥行きを深く感じました。
ただのさつま揚げとするよりも、
こういった新食感のバーガーにすることと、
内装や外装をレトロでおしゃれなイメージにすることで、
若い女性の注目を集めます。
現に、お店の前では沢山の女の子が
揚げたてのさつま揚げを食べあるき感覚で食べていました。
なかなか、センスのある物売りだな、と感じました。