柴又帝釈天は日蓮宗のお寺。江戸時代初期に、禅那院日忠および題経院日栄という2名の僧によって開創されたとのことですが、18世紀末より帝釈天が信仰を集めるようになり、「柴又帝釈天」として知られるようになったのだそうです。「柴又帝釈天」の通称で専ら呼ばれるところから、帝釈天が当寺の本尊と思われがちですが、日蓮宗寺院としての本尊は、帝釈堂の隣の祖師堂に安置する「大曼荼羅」なんだそうです。
また、彫刻のお寺と言われるように、仏閣に美しい彫刻がほどこされています。最初にくぐるのが、この二天門です。見事な佇まいですね。青空に映えて素晴らしい景観でした。
二天門をくぐると、『瑞龍の松』という見事な松の木がありました。四方八方に枝が延び、丁寧に手入れされた迫力のある松です。まさに『龍』を想像させます。
まるで『瑞龍の松』が守るように帝釈堂があります。その右奥に本堂がありました。(彫刻ギャラリーもあったらしいのですが、この日は寄らずに帰ってきました。次回また、観たいと思います)
お詣りを済ませた後は、参道を挟むように並ぶ参道商店街へ。戦火を逃れ残った老舗のお店も多く、東京の下町風情が漂う商店街でした。草団子はじめ和菓子のお店や、うなぎや川魚の料理店、仏具のお店が並んでいます。
ある和菓子屋さんで食べた和菓子じゃなくて(笑)玉コンニャク。山形県出身なので、子どもの頃からおしょうゆで味付けした玉コンニャクで育ち、馴染みのある味です。美味しそうだったので食べてみたら、すごく美味しい!実は、このコンニャクは山形から仕入れているんだそう。納得。
映画 “虎さん”の撮影が行われた、有名なお店『とらや』。草団子が有名だそうです。
有名な、柴又駅前の虎さん像。
かなん亭の焼き鳥。その場で焼いてもらって食べあるきしました。
最後にご朱印。お寺用の御朱印帳が無かったので、改めて御朱印帳を買いました。そして頂いたご朱印。とても美しいアートでした。