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入山には軽登山の準備が必要だよ
茨城県日立市にある御岩神社への参拝をまとめています。奥宮から山頂までの軽登山での様子や、入山の注意についてもご紹介。最後に、御朱印と水晶ブレスレットもご紹介しています。
御岩山は茨城県日立市にあリます。
古の時代より、『神々が棲む聖地』と崇められてきた神聖な山で、最近では日本最強のパワースポットと言われている有名な山です。そして、そこに鎮座しているのが御岩神社(おいわじんじゃ)。山岳信仰で有名な神社です。
私は『関東のご朱印』を特集した書籍で御岩神社を初めて知りました。絶対に行きたいオススメ神社とされていたので参拝に行ってみることに。
御岩神社の創建は不詳ですが、3,000年以上も前の縄文時代後期に、この地で祭祀が行われていたと言われており、その歴史から聖地とされています。188柱の神道の神様の他に、阿弥陀如来や大日如来も御祀りされています。(参考:御朱印で巡る関東の神社〜週末開運散歩〜,ダイヤモンド社)
御岩神社は山深い所にあります。基本的にマイカーでしか行けません。
とても有名な神社ですので土日はとても混雑するようです。
私は平日の金曜日に訪れたので、とても人が少なく参拝しやすくてラッキーでした。
参拝者の中には若者も多くみられ、特に女性の姿もちらほらと。厳かな神社の雰囲気からなんとなく分かるような気もしました。
車を停めて民家の合間を少し歩くと神社の入り口の鳥居が見えてきます。すでに厳粛な雰囲気が漂います。しかし・・・なんと私は下調べが甘くて、サンダルに短パンで来てしまいました。これは、絶対に真似しないでください!きちんと山を登る服装で向かうべきです。
神社の入り口には、『入山の心得』が書いてありました。
- 登拝ルートを厳守すること
- 雨天時、積雪での入山禁止
- 午後3時以降の入山禁止
- 登山の装備(軽装備可)
- 動植物や石の採取禁止
- 火気厳禁、ゴミ投棄禁止
これは、絶対に守りましょう。
私が参考にした書籍には神社の『奥宮』まで片道20分とあったので軽装備できてしまいましたが、神社の入り口には、片道40分と書かれています。改めて本を読み返したら『軽登山の準備』と小さく書いてありました。完全に見落としていました。山歩きにふさわしい装備をして入山しましょう。
実際に入山して分かりましたが、私は片道1時間近くかかったと思います。絶対に『軽登山』の格好がベストです。(本当に反省しています)
こちらが神社の入り口です
ここにはお手洗いがありますので入山前にかならず行きましょう。(山中にはお手洗いはありません)あと、自動販売機もありますので水分も持参しましょう。
入り口の鳥居をくぐると三本杉が見えてきます。
神木三本杉
この三本杉は推定樹齢600年。地上から3メートルの所で幹が3本に分かれています。ここには天狗が住んでいたとされ、強力なパワースポットなんだそうです。三本杉は『森の巨人たち百選』に選ばれています。
玉砂利を歩いて行くと朱塗りの門(桜門・仁王門)が見えてきます。仁王門までの道は美しい杉林で、とてもフォトジェニックでした。
仁王門
ここから、いよいよ入山します。
この日の山道は。数日前に雨が降ったせいか、とてもぬかるんでいました。ただ、歩きにくいほどではないので、ユックリユックリ歩けば問題ありませんでした。舗装も整備もされていない自然な山道ですが、多くの人が歩いている道ですので、とても歩きやすくなっています。ただ、ほとんどが上り坂なのと、とても狭い道なので、小さなお子様と一緒の場合は、ちゃんと見てあげないと危険です。
私は、サンダル・短パンという、実に浅はかな格好で登ってしまいましたが、それが逆に注意深く歩くようになり、全く滑ったりしませんでした。
でも、長袖・長ズボン、少なくともウォーキングシューズを履いて軍手も持参した方がいいです。
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山道を30分ほど登ると『奥宮』が見えてきます。初めての入山なので、なんだかとても長く感じました。ほどよい疲れを感じながら、ようやく奥宮に到着。
この奥宮は『かびれ神宮』と呼ばれています。ここでお詣りをして、ちょっとだけ休憩。ここからは、御岩山の山頂をめざして、さらに10〜20分くらい歩きます。
奥宮
奥宮から御岩山の山頂までは比較的登りやすい平坦な道が続きます。 でも、道はぬかるんでいるので、危ない箇所もありました。そんな箇所は木をつかみながら歩きます。(こんな時のために軍手が必要です)
山頂
ようやく、御岩山の山頂に到着。ここまでくると達成感を感じます。山頂からの風景です。
山頂につくと地元の登山者の方がいて、その方にとても親切にしていただき、本には書いてないパワースポットなどを教えてくれました。これが教えていただいたパワースポット、自然にできた杉のような形の石です。
隠れたパワースポット
もう一つのパワースポットは、『赤石』です。山頂の広場から、細い小路をかき分けて入ると赤い石があります。これを触ると良いのだそうです。
帰り道は『裏参道』という道から帰ります。行きの道よりも、若干、歩きやすい道ですが下りなので、さらに注意が必要です。下山の時に事故はおきやすいので慎重に下ります。
帰り道にあった『薩都神社中宮』です。
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なんとか下り、ようやく『斎神社』に到着。無事たどりいたお礼も込めて最後に参拝します。ここ『御岩神社』は、188柱もの神道の神様の他に、仏教の阿弥陀如来、大日如来もお祀りされています。御岩神社が文献の中に現れるのは713年なんだそう。
よって、御岩神社は『神仏を祀る、日本最古の社』とされています。それだけでも、実に厳粛な感じが漂いますよね。
一時期、この御岩山は登山の練習場になっていました。
しかし、神々が宿るご霊山を傷つけるような事はしてはいけない、ということで、登山の練習は禁止になったそうです。今では、『かびれ神宮』へのお詣りのルートとしての入山だけが許可されています。
神社好きな方は、軽登山をしながら神聖な神社へのお詣りもできるので、ここは絶対外せない神社だと思いました。とにかく、軽登山の用意だけは忘れずに。
帰りは、山登りの後のなんともいえない爽快感に包まれ、さらに杉の木立が美しく見えますね。実に、フォトジェニック!
帰りに、ご朱印を頂戴したのですが、登山の記念に『御岩神社』の紫水晶のブレスレットも買いました。水晶は欲しかったので、ちょうど良かったです。
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今回いただいたご朱印です。登山して奥宮(かびれ神宮)も参拝した人には、2種類の御朱印をいただけます。
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