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【旅コラム】鎌倉散歩 〜蛭子神社、鶴岡八幡宮、寿福寺、銭洗弁財、八雲神社〜

先週末は、お天気もよく梅も見頃という事もあり、鎌倉散策に出かけてきました。京都が大好き!と日頃思っていますが、実は鎌倉の神社仏閣も相当なもので、ついつい近くにあるので『いつでも行ける』と思うと、その有り難みが薄くなってしまうものです。

毎年、お正月の初詣は鶴岡八幡宮に来ているので、すでに今年に入って2回目。折角なので、鶴岡八幡宮から歩いて近くの神社仏閣をいくつか周りました。
ぜひ、鎌倉散策コースのご参考にしてください。

小さいけれど厳かな神社、蛭子神社

まずは、駐車場に車を止めた後、駐車場の隣にある『蛭子神社』にお詣りに。『蛭子神社』と書いて、ひるこじんじゃと呼びます。

静かな住宅街の中にある神社ですので、『ここに神社が!』と驚きます。本殿は1923年(大正12年)の大震災で倒壊してしまったので、昭和8年に再建されたものなのだそうです。源頼朝や日蓮ともゆかりのある神社とされています。
こちらには、社務所がありませんので、八雲神社で御朱印がいただけるそうです。八雲神社については、本ブログ記事の後半でご紹介します。

蛭子神社の前の道は、とても狭く車の往来も多いので、速やかに駐車場に停めてから、歩いて移動したほうがいいと思います。とても静かな神社ですので、ぜひご参拝いただくと良いと思います。

梅と牡丹が見頃、鶴岡八幡宮

蛭子神社から大通りへと移動すると、すぐ鶴岡八幡宮の参道鳥居が見えてきます。ここから参道を通って鶴岡八幡宮へ。

ちょうど、梅の木が満開になっていました。青空に映えてとても綺麗です。

平日でも鶴岡八幡宮の参拝客は、ほどよく多いです。もちろん、混雑というほどではありませんが、多くの参拝客がお詣りに来られていました。この時期は、ボタンの花が見頃なので、とても良い季節です。

折角なので、牡丹園へ。入場料は500円です。まずは日本庭園を通って、牡丹園へと進みます。

鶴岡八幡宮境内にある池を眺めながら日向ぼっこも気持ちいですね。

牡丹園は、様々な種類の牡丹が見事に咲いていました。すべての牡丹には名前がついていて、こんなにも多くの種類があるのかと驚きました。牡丹の花は、一つひとつ藁の傘で守られています。細やかな手入れで、毎年美しい花を咲かせるんですね。

また、牡丹園の中には大きなケヤキの木がありました。このケヤキの木は天然記念物に指定されています。ものすごい迫力で、青空に向かって伸びています。

牡丹園入り口を反対側から見た池の風景です。とてものどか。

牡丹園を一通り眺めた後、ちょうどお昼どきになったので、鎌倉 峰本本店でお蕎麦をいただきました。これは、『鴨シイタケ』。温かいお蕎麦に、鴨肉とシイタケが沢山入ったお蕎麦です。

鎌倉の峰本は有名なので、外国人観光客も多かったように思いました。

寿福寺

お腹もいっぱいになったところで、少し歩いて鎌倉を散策しました。ランチをいただいた峰本本店は、比較的、鎌倉小町通りの端っこ(鶴岡八幡宮側)にありますので、そこから歩いて数分の寿福寺へと移動。

寿福寺は、臨済宗建長寺派のお寺です。寿福金剛禅寺といい、本尊は釈迦如来で、開基(創立者)は北条政子です。

境内は「寿福寺境内」として国の史跡に指定されています。

門から入ると、とても美しい参道が広がります。この景色が、とにかく素敵で心が穏やかになりました。庭師の方々が、丁寧にお庭の手入れをされていました。寿福寺は大通りから外れていますので、とても静か。鳥のさえずりしか聞こえません。

実は、寿福寺自体は一般公開されていません。総門から中門までの参道と裏山の墓地は入ることができますが、中門から内側の境内は観られません。
よって、中門からそっと覗くだけにしました。
梅の季節ですので、庭師の方が梅の手入れをされていました。梅の美しさも見事でした。

境内裏手の方には、墓地に続く道がありました。北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔があります。

銭洗弁財天宇賀福神社は若い人でいっぱい

さて、寿福寺の参拝を終えた後は、さらにここから歩いて銭洗弁財天宇賀福神社へ。『銭洗弁天』という通称でおなじみの有名な神社ですので、ここは若い層の参拝者が沢山いました。

寿福寺はほとんど人がいなかったのですが。(笑)さすがに有名な神社ですよね。銭洗弁財天宇賀福神社は、坂の途中にある鳥居のトンネルのある神社です。

ここは、宇賀神と弁財天が祀られている洞窟前です。

銭洗弁財天宇賀福神社は、岩の中にある神社で、霊水「銭洗水」が湧いています。この霊水でお金を洗うと何倍にも増えて戻ってくると言われています。設置されているザルの中にお札や小銭を入れて洗います。

私は、洗わなかったのですが、みなさんお金を洗ってましたね。私はお詣りだけさせていただきました。

貧困にあえぐ庶民のために、源頼朝が世の救済を願ったとされるそうです。

銭洗弁財天宇賀福神社も梅が見頃でした。

銭洗弁財天宇賀福神社と鶴岡八幡宮のご朱印です。

鎌倉最古の厄除けの神社 八雲神社

銭洗弁財天宇賀福神社からは、歩いて車をとめた鶴岡八幡宮参道入口まで戻ってきました。ちょうど、蛭子神社の近くでしたが、そこから少し歩くと八雲神社があります。

ここは、鎌倉最古の厄除けの神社と言われています。ここはパワースポットと言われるそうです。たしかに、鳥居のあたりから空気が違います。何とも言えない神聖な気持ちになりました。

こちらはご神木。立派な木ですよね。

蛭子神社と八雲神社のご朱印です。

そういえば、銭洗弁財天宇賀福神社から鎌倉駅まで帰る途中で、三浦野菜の直売のお店があったので、新鮮な野菜を沢山買ってきました。とても新鮮で、蕪とかキラキラしています。

あとこれは、銭洗弁財天宇賀福神社の前の招き猫グッズのお店でかった猫の置物です。可愛かったです。

鎌倉は、近くにあるのに、なかなかじっくり周ることが無いので、とても新鮮でした。相変わらず、沢山の神社仏閣を周ってしまいました。この日は10kmくらい歩きました。

お天気もよく、梅も見頃で、とても良い御参りでした。皆様も、春の美しい季節に、ぜひ鎌倉に御参りください。

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