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【旅コラム】鹿島神宮と涼やかな御手洗池

鹿島神宮(茨城県)・香取神宮(千葉県)・息栖神社(茨城県)は東国三社(とうごくさんしゃ)と呼ばれています。

この三社は、すべて利根川下流域に鎮座する神社で、江戸時代には伊勢神宮参拝後にこの三社をお参りする習慣があったそうで、これらは「下三宮参り」と呼ばれました。
2年前のお正月に、香取神宮に参拝(ブログはこちら)していたので、そのうち鹿島神宮にも参拝したいなと考えていました。2年越しではありましたが、ようやく鹿島神宮に参拝してきました。

先日書いたブログ、滑河観音に参拝した帰り道、少し距離は離れていますが、鹿島神宮にもよって帰ってきましたのでブログでご紹介いたします。

こちらは、鹿島神宮のGoogleストリートビューです。楼門から入って、境内のなかまでGoogleストリートビューで観られるようになっています。とても便利ですのでリンクを埋め込んでおきました。

まずは大鳥居。境内入り口にある大鳥居ですが、こちらは東日本大震災で倒壊してしまったのだそうです。現在は、境内にあった杉の巨木でできた鳥居が平成26年に再建されたそうです。こちらに、震災後の大鳥居の修復作業の様子がまとめられています。(こちら

大きな大鳥居が圧巻でした。

大鳥居

大鳥居をくぐって、広々した参道を歩き楼門まで。

こちらが楼門。美しい朱色。

楼門をくぐると、右側に大きな杉の木がありました。この杉の木は、境内で2番目に大きな杉だそうです。(二郎杉)高さ40m、樹齢700年です。杉の木の下に絵馬が並んでいます。

二郎杉

通常、参道の正面に拝殿があるのですが、鹿島神宮は正面になく右側にありました。

こちらが拝殿。こちらの社殿は、本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなるそうで、1619年に徳川2代将軍の秀忠公が寄進したもので、重要文化財に指定されています。本殿は一番奥にある建物で、御祭神の武甕槌大神がお祀りされています。

ちょうど拝殿の前には、摂社 高房社がありました。(写真左)実は、、摂社 高房社を参拝してから本宮を参拝する習わしがあるそうです。実は知らずに、先に本宮を参拝してしまいました….(汗)

写真右は、仮殿です。社殿造営のため、徳川2代将軍秀忠公が奉納したそうです。先に、この仮殿に神様をお遷した後に、その跡地に新しい社殿を造営したのだそうです。このまま残っています。趣のある雰囲気です。

本宮を参拝した後は、奥参道を歩き境内の先のほうまで歩いてみました。境内は広々としていて気持ちが良いです。

奥参道

こちらはさざれ石。鹿園の中にあります。

こちらは鹿園。柵の中に沢山の鹿がいます。奈良の春日大社を創建する際、鹿が運び手を担ったという事から、鹿島神宮では鹿が大切にされています。

奈良のように野外に放されていはいませんが、おやつのニンジンをあげることができます。(100円)綺麗に清掃されていますし、子どもは楽しいですね。

鹿園

この先に、『奥宮』がありますので、奥まで歩いてみます。

こちらが、奥宮。慶長10年(1605)に、徳川家康が関ヶ原の合戦で勝利したお礼に、現在の本殿の位置に本宮として奉納したのだそうですが、新しい社殿を建てるにあたりこの位置に遷したのだそうです。

よって本宮よりも、少し離れた所にたっています。

奥宮の隣に小道があり、その奥に要石がありますので、さらに奥まで行ってきました。

要石とは、地震を起こすナマズの頭を抑えているという言い伝えがあるのだそうです。水戸の徳川光圀公が、この要石がどこまで埋まっているかを確かめるために、かなり奥まで埋まっていて確かめられなかったそうです。そんな言い伝えが残っています。

今は頭だけでているだけなので、小さな石のようにみえますが、かなり大きな石なのだとか。要石は香取神宮にもありました。

要石
要石

要石から先に進むと、御手洗池があります。

この御手洗池は、1日に40万リットル以上の湧水が湧いています。透明で澄みわたった池で、昔は参拝前に、御手洗池で禊をしていました。

今は、年始に200人もの人々が大寒禊を行うのだとか。とてもきれいな湧水です。湧いているお水を触ることはできますが、飲用には煮沸が必要とのこと。

今回いただいた御朱印です。とても良いお詣りでした。

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