金目川の畔にある天台宗のお寺
平塚にある金目山光明寺(金目観音)は、坂東三十三観音第七番札所。金目川の畔にある天台宗のお寺です。
金目川が注ぐ相模湾の浜辺で海女が海中から観音像を拾い、それを奉納したことが始まりとされ、この観音像は聖徳太子の作とされたそうです。
その後、行基が大きな観音像を刻み、その中に聖徳太子の観音像を納めました。このことから、「お腹ごもりの観音」とされています。源頼朝が帰依していたこともあり、夫人の政子も安産を祈願したと言われています。よって、このお寺は安産祈願のお寺として地元住民の方々に愛されているそうです。
仁王門の脇には沢山のわらじがありました。ご祈願用のわらじのようです。仁王門をくぐりご本堂へと。
鐘楼はありますが、鐘はつけないようになっていました。
ご本尊は秘仏で御開帳は60年に一度なのだそうです。木造の聖観音菩薩立像は寄木造りになっているそうです。ご本尊が納められている逗子は国の重要文化財です。
また、こちらのご本堂は平塚では最古の建造物です。
ぐるりとご本堂を一周。
本堂を一周
境内には大銀杏がそびえ立っていました。迫力ありますね。秋に色づくことでしょうから、とても綺麗だと思います。
そういえば、境内に水琴屈がありました。竹に耳をあてると、カーン、カーンという琴の音色のような音が聞こえます。
金目川の美しい風景
そして、光明寺前は金目川が。とても広々して気持ちが良かったです。しばし、橋の上から川を眺めることに。蝉の鳴き声と川のせせらぎがマッチしていました。
御朱印
こちらが御朱印。
基本情報
名称: | 光明寺(金目観音) |
住所: | 〒259-1201 神奈川県平塚市南金目896 |
御開帳 | 60年に一度 |