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【旅コラム】浜(ハマ)の恵比寿様 富岡八幡宮でおみくじ大吉

先日、金刀比羅大鷲神社のお酉様に行く前に、少し時間があったので、横浜市金沢区富岡東にある『富岡八幡宮』にもお詣りに立ち寄ってきました。富岡八幡宮といえば東京にもありますが、こちらは横浜にある八幡宮です。

シーサイドラインの「並木北駅」近くにあって、方位除・厄除の神社として有名です。ご祭神の中に恵毘須神(えびすしん)が祀られているためハマのエビス様も言われています。

富岡八幡宮は、少し小高い丘の上に建っていて、住宅街の中にあっても、そこだけは一際高く、厳かな空気が漂っています。

こちらが朱の鳥居。ちょうど陽が傾きはじめた時間帯だったので、太陽の光が鳥居に当たって、とても綺麗でした。鳥居の前には1対の狛犬が。御本殿へと、コンクリートの石段を登ります。

鳥居

鳥居をくぐると『社叢林』についての説明書きがありました。『社叢林』は、横浜市指定天然記念物に指定されています。『社叢(しゃそう)』とは、神社の社殿や神社境内を囲うように密生してる林の事を言い、自然に成立した樹叢であることが多いのだそうです。

この富岡八幡宮の社殿のある丘の斜面にも、シダ植物やスダジイ林、モチノキ・ヒメユズリハ・ヤブツバキなどが発達しています。こちらが『社叢林』です。

こちらが石段です。

石段を登り切ると、とても静かな空間が広がっていました。人も多くなく、静かで心地の良い風が吹き渡っていました。とても気持ちがいい。

横浜 富岡八幡宮の御由緒は、建久二年(1191年)に源頼朝公が当郷鎮護の為に、摂津の西宮の恵比寿様をお祀りしたのが始まりだそうです。その後、1227年には八幡大神を併せ祀り、社名も八幡宮と改められました。

富岡八幡宮が鎮座する場所は、鎌倉からみると、ちょうど鬼門の方角に当たる海に面した小山に祀られており、社殿も鬼門を向いていることから、鎌倉幕府の厄災防除の神としても祀られた神社なのだそうです。

以下が、富岡八幡宮の御祭神です。

<御祭神>

◯八幡大神(はちまんおおかみ)
勝運の守神、産業振興の守神。
◯蛭子尊(ひるこのみこと)
海上安全・豊漁など海の守神、また商売繁盛・開運招福の神。
◯天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
日本の大親神。

恵比寿様です。

境内の中には、大銀杏がありました。今年も大きな台風がいくつか上陸したので、紅葉前に銀杏が枯れている木が多いのですが、富岡八幡宮の銀杏は大丈夫そうでした。もうすぐ黄色に色づくので、さらに美しい境内になることでしょう。

こちらが拝殿です。中に御本殿がありました。

富岡八幡宮では、800年以上も継承されている特殊神事として、『祇園舟』(ぎおんぶね)という神事があるそうです。(横浜市無形文化財第一号に指定)祇園舟の詳しい情報はこちら

毎年7月に行われる神事で、青茅の舟に罪穢れを託して沖合遠く流しやるもので、暑い夏を迎える夏の行事です。

こちらは、『一年安鯛』おみくじです。魚釣りのように釣り竿で釣るおみくじでした。通常、おみくじは引かないのですが、ちょっと変わっていて面白かったので鯛みくじを引いてみたら『大吉』でした!

お詣りが終わった頃には、いい具合に陽が陰ってきていました。良いお詣りでした。

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