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大室山は代表的な伊豆の観光スポットです。
標高580mまでサクッと上がれて、絶景が楽しめるよ。
伊豆観光といえば『大室山』と言われるほど、有名な観光スポット『大室山』。東伊豆のランドマークでもあり、プリン型の噴火口跡は究極の”映えスポット”でもあります。
大室山の見どころは、何と言っても標高580メートルの山頂からの絶景。山頂を歩く『お鉢めぐり』は、1周 約1kmを歩き360度の大パノラマを眺めます。
本ブログでは、大室山観光の見どころや、行き帰りで食べた伊豆のグルメも紹介しています。
プロフィール
社歴28年のデザイン会社(オフィシャルサイトはこちら)を経営しています。本ブログはプライベートのあれこれを綴った雑記ブログです。特に、週末でかけた観光スポットを、記事と動画でご紹介していますので、ぜひ御覧ください。
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YouTube動画(お鉢巡りの様子を動画でご紹介)
大室山は約4,000年前の噴火でできたスコリア丘(スコリアきゅう)。
スコリアとは、 噴火時のマグマが吹き上げられ飛散冷却してできる岩塊のこと。多孔質で黒っぽい様相を呈しています。
これらが火口の周りに積もることで崖錐斜面をつくりだします。それが円錐台形の山になったものをスコリア丘といいます。
大室山のスコリア丘は国指定の天然記念物で、伊豆東部火山群の中では最大級のスコリア丘です。
この4,000年前の噴火は、伊豆の大地に大きな変化をもたらしたと言われています。
この時に流れ出した大量の溶岩は、大地をなだらかにし伊豆高原を作りました。また、溶岩が4kmほど流れ出したために海が埋め立てられ、城ヶ崎海岸が誕生しています。
このような古の風景を想像しながら、大室山を歩くと感動もひとしおですね。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)のプログラム『ジオパーク』は「大地の公園」という意味で、地球を学び、丸ごと楽しむことができる場所です。
2018年に、伊豆半島は『ユネスコ世界ジオパーク』に認定。
ジオパークの中でも、特に見所がある場所が「ジオサイト」とされ、大室山はジオサイトに選定されています。
大室山は東伊豆にあります。伊東の先、城ヶ崎海岸の手前あたりに位置しています。
大室山付近は、他にもたくさんの有名なスポットが点在していますので、宿泊での観光ルートの中にいれると、幾つか周れますので、たっぷり伊豆を堪能できます。
大室山に向かうには、『大室山登山リフト』を目指します。
以下がアクセスです。
- 伊東駅からバスで約40分、タクシーで約20分
- 伊豆高原駅からバスで約20分、タクシーで約10分
- バス:伊東駅・伊豆高原駅共に『シャボテン公園・大室山行き』の終点で降車
- (長和泉)沼津ICから約60分
- 小田原ICから約90分
- カーナビには『大室山リフト』もしくは、『静岡県伊東市富戸1317-5』、電話番号『0557-51-0258』
マップ
大室山の山頂(標高580m)までは『大室山登山リフト』で登ります。
環境保全の観点から、徒歩では登れません。必ずリフトを使って登ります。
『大室山登山リフト』の乗り場前には大鳥居が。
富士山のお膝元ですので、これは浅間神社の大鳥居です。かつては、大室山全体が御神体とされていましたので、とても神聖な山なのです。
乗り場の入り口で往復の乗車券を購入します。(現金のみですので現金での支払いとなります)
営業時間や料金が変わるといけないので、乗車券については直接、オフィシャルサイトをみてください。
わたしが大室山を訪れたのは、2023年10月上旬、平日(金曜日)のお昼ごろでした。
平日なのに多くの観光客が訪れており、チケットの購入にもリフトの乗車も少し並びました。(約5〜10分くらい)
祝祭日や連休などは、かなり混雑すると思います。
少し早めに行ったほうが良いと思います。
リフトにのって山頂駅まで約6分です。
行きも帰りも、気持ちの良い風景が堪能できますよ。
リフト乗り場と大鳥居
大室山リフトは、ペット(犬)同伴でも乗車できます。同伴可能なペットのサイズは、体重15kgまで、体高45㎝までです。リフトに乗車する際は、ワンちゃんを抱っこして登れます。
この日も、割と多くの人がペットと一緒に登っているようでした。
大室山山頂につくと、壮大な緑の噴火口跡が広がります。
大室山は直径(最大で)300m、周囲1000m、深さ70mです。
その迫力と絶景が素晴らしい!
山頂駅についたら、早速、噴火口をぐるりとまわる『お鉢めぐり』を始めます。噴火口跡の周囲は約1km。歩いて20〜30分ほどです。ほどよい時間ですね、
お鉢めぐりのルートは綺麗に整備されているので、とても歩きやすいです。
ただ、柵などは一切ないので足を踏み外さないよう気をつけましょう。
小さなお子様連れの場合は注意して目を配る必要がありますよ。
その分、遮るもののない山頂でからは360°の大パノラマが堪能できます。
富士山や伊豆諸島の島々など、美しい風景が一望できます。
また、季節毎に違った草花が見られるのも見どころ。
ヤマユリやオミナエシ、リンドウなどが見られます。
10月初旬はススキが見事でした。
まだ残る青々とした緑とススキのコラボレーションが美しかったです。
お鉢めぐり
『山頂駅』にあるテラスからは、美しい噴火口が眺められます。屋根付きですので、ここでお弁当なども食べられます。
テラスの前にはお団子屋さんや売店がありますので、そこで買ったお団子を食べる人が多かったです。
昔、大室山は山自体が御神体と考えれていましたので、噴火口中腹に『浅間神社』が祀られています。
安産と縁結びの神様です。
浅間神社があることからも、大室山はパワースポットと言われています。
約300年前、相州岩村(神奈川県足柄下郡)の地頭朝倉清兵衛さんの娘さんが9歳で身ごもった際に、大室山浅間神社に安産祈願をしたそうです。
すると、無事、安産だったため、お礼に安置されたのが五智如来です。
昔、近隣沿岸の漁師たちが海上安全、海難防止祈願のため、海運を願って八開き八地蔵を大室山山頂に奉納したと言われています。
大島に対面しているため、大室山に建てられたそうです。
大室山は有名な観光地らしく、とても綺麗に整備されています。
リフトの高さも高すぎず低すぎず、リフトが苦手な方でも比較的乗りやすいでしょう。
また、山麓トイレ付近には有料のコインロッカーもありますので、荷物を預ける事もできます。
山頂駅には、できたばかりの綺麗なトイレも用意されており、とても観光しやすいスポットだと思いました。
以下に、より楽しく観光できるよう、幾つかのポイントをまとめておきます。
大室山の山頂は580mです。
山頂に登ると、大室山山麓(リフト乗り場)よりも少し気温が下がっていました。ただ、その温度差は極端ではないので、それほど神経質になる必要はありませんが、寒い季節は気温に気をつけて服装を注意しましょう。
山頂のお鉢めぐりは、綺麗に整備されて歩きやすい道になっていますが、ウォーキングしやすい靴のほうが歩きやすいです。ヒールの高い靴でも歩くことはできます。
大室山山麓のリフト乗り場前に、大きな駐車場がありました。無料で停められます。ただ、観光シーズンや大型連休などは、大勢の観光客で賑わう可能性がありますので、満車になる可能性もあります。
大室山は季節によって、その色が変化するそうです。以下の3色で表されているそうです。季節を変えて、何度も訪れたいスポットです。
山焼き後の色は炭色になり、おおむろすみと言われます。山焼きは、歴史が700年もある伊東市を代表する観光行事です。昔は、良質な茅(かや)の生育の促進と害虫駆除の目的で行われたそうです。現在でも、山焼きは観光行事として継続されています。
春〜初秋の色は、おおむろもえぎ。萌黄色です。わたしが訪れたのが10月の初旬でしたので、この色でした。10月に入っていたので、ススキも生え始め、とても美しい景色が見られました。
秋のススキの色はおおむろこがねと言われています。黄金色のことです。
- 伊豆ぐらんぱる公園
- 伊豆シャボテン動物公園
- ねこの博物館
- 城ヶ崎海岸
- 伊豆テディベアミュージアム
- 伊豆高原
大室山に行く前に食べたランチと、帰りに食べた夕飯のご紹介です。
静岡県伊東市湯川にある国道135号沿いにある、道の駅 伊東マリンタウンで、伊豆太郎のお寿司を食べました。
伊豆太郎は何度か食べたことがありますが、ネタが新鮮で美味しく、リーズナブルな価格でお寿司が食べられます。
オススメですよ。
マップ
熱海駅から延びるお土産屋さん通りにある和食店です。新鮮な海鮮で、本格的な和食がいただけます。
金目鯛の煮付けや海鮮丼など、何を食べても美味しい。
マップ
お鉢めぐりにおすすめのウォーキングシューズです。わたしは、好んでコレを履いています。クッション性があって軽くて歩きやすい。2万歩くらい歩いても疲れません。長時間の街歩きや、お鉢めぐりのようなウォーキング時には、かならず、このシューズを履きます。超おすすめです。